リゾートバイト体験談

【リゾバ体験談】スキー場のレストランホールの仕事内容と体験談

栂池高原スキー場のレストラン、ホール

「会社を辞めてまでリゾバして良かった!」

これはスキー場でレストランのリゾートバイトをした私の感想です。

スノボ三昧の生活が楽しいのはもちろん、全国から来ているリゾバ仲間との冬限定の生活は、非日常的で視野が広がりました。

今回はリゾバ未経験でスキー場のレストランで働いた私の体験談をお話します。場所は長野県小谷村にある「栂池高原スキー場」でした。

ホテルのレストランとはまた違い、スキー場のレストランのリゾートバイト体験談なので、これからスキー場のレストランを始める方は参考になると思います。

リゾートバイトスキー場のレストランホールの仕事内容

栂池高原スキー場の営業中

スキー場のレストランはほとんどがセルフサービス形式です。お客様がカウンターに出向いて注文し、トレーに乗せた食事を自分で席に運びます。食べ終わった食器もお客様が返却棚に戻します。

レストランホールスタッフは受け身のスタンスなので、お客様と積極的に会話をするのが苦手な人でも働きやすいと思います。

また、ホテルのレストランホールスタッフと比べ、接客態度はあまり重視されません。ラフに接客できるのがスキー場のいいところですね。

主な業務は次の4つです。

  • 注文受け、料理の盛りつけ
  • レジ
  • 洗い物、トイレ掃除
  • 雪かき

料理の種類はそんなに多くないので、すぐに覚えられます。スキー場のメニューは、ラーメン屋やうどん、カレー、パスタなど簡単なものが多く、初心者でも安心です。基本的には調理はしなく、盛りつけがメインで、保温されているカレーやパスタをお皿に盛るだけなのでとってもカンタン。

繁忙期は返却棚に食器がたくさん残って、洗い物が終わらなくて残業することもありました。食洗機があるので、軽く下洗いをして食洗機にどんどん入れていきます。

栂池高原スキー場レストラン厨房

基本的に室内の仕事なので寒い思いはしませんが、唯一「雪かき」をしなければいけない時には外に出ます。レストランのお客様用・従業員用の出入口が積雪で歩きにくい場合だけ雪かきをします。その時はスノボのウェアを着て完全防備をしているので寒いといったことはありませんでした。

私がフルシーズン働いてみて大変だと感じたのは、ランチタイムのレジ係でした。レストランの客席は400席以上あったのですが、レジが2つしかありませんでした。なので、繁忙期のランチタイムはレジが長蛇の列。11~14時までノンストップで会計をします。スキー場は街よりもデジタル化が遅れているので、支払いは現金のみ。両替もしなければいけないし、お金の受け渡しを間違えないように、頭をフル回転させていました。

良かったことは、スキー場のスタッフは比較的若いので、和気あいあいと楽しく働けたことです。職場には社員さんが2人、バイトが15人ぐらいいましたが、上下関係がなく、気楽にお仕事ができました。スキー場のリゾバは2月の末になると、契約終了の子が少しずつ下山していきます。その時は悲しくて泣きながらお別れをすることもありました。

今でも連絡をとっており、リゾバで出来た一生の友達です。

スキー場レストランホールの1日のスケジュール

リゾートバイトのレストランホールの1日タイムスケジュールをご紹介します。

8:00 出勤。テーブル拭き・掃除機かけ
8:30 開店。接客・調理補助
10:30~11:00 お昼休憩
11:00 接客、レジで会計
15:30~16:00 休憩
16:00 閉店。洗い物・トイレ掃除
17:00 退勤

私が働いていたレストランは、スキー場の山頂にあったので、ゴンドラに乗って出勤していました。

栂池の高原スキー場リフト

お店の開店時間は早いですが、しばらくはトイレを利用する方や、お水を飲みに来る方が入ってくるぐらいです。レストランがお客様でにぎわうのは11時頃から。スタッフはその前に休憩に入り、昼食を済ませます。まだ朝食を食べたばかりでお腹が空いていないので、早い昼食は慣れるまで大変でした。

繁忙期は1時間ぐらい残業することもありますが、逆に閑散期は営業時間中に片付けがはかどり、16:30に帰れる日もありました。

レストランは無料休憩室としても開放。ですが、ゴンドラが16時で終了なので、16時を過ぎればお客様はいません。お客様の引きが早いのは山頂という立地ならではだと思います。

退勤後、寮までは滑って帰ります。

栂池高原スキー場帰り

誰もいないゲレンデをスタッフだけで広々と滑れたのは貴重な経験でした。ゴンドラは動いていないので、

スキー場のレストランホールはきつい?向いている人は?

ゲレンデ内のレストランホールの仕事は、きつくないと思います。

理由としては

  • セルフサービス(料理を運ぶ、使い終わった食器を下げる)がない
  • 繁忙期やランチタイム以外は落ち着いている
  • 調理が簡単なものが多い
  • 歩き回らないので体力的に楽

一般的なレストランだと、テーブル番号を覚えたり、飲食物をトレーに乗せて提供する時に神経を使います。食べ終わった食器があれば下げることも必要です。

しかし、ゲレンデのレストランはその作業がないので、体力的にも精神的にもラクに感じました。

またお客様がいなければ仕事がかなり少なくなり、休憩も長めにとれます。

繁忙期は入り口付近やレジが大行列になるぐらい混み合います。ゲレンデのレストランは数が少ないので、ランチタイムにはお客様が殺到します。

厨房が忙しいと手伝うことがありますが、料理はレトルトや冷凍食品が多いので調理も簡単です。

全体的に仕事自体は難しくないので、誰でもできる職種だと思います。

向いている人は接客が好きな人はもちろん、リゾバが初めての人もオススメできます。

先ほどお伝えした通り、仕事内容は難しくないのでハードルが低いと思います。実際に私もこの時がリゾバ初体験でしたし、同僚も初めてのリゾバという子が多かったです。

栂池高原スキー場の寮はゲレンデの中!アクセス抜群

栂池高原スキー場寮入口

私が働いた「栂池高原スキー場」の寮はゲレンデの中にあるので、アクセスがとても便利でした。

休日に滑る時も、寮の玄関に置いてある板を持って、少し歩いたらゴンドラ乗り場です。

毎朝起きて部屋の窓を開けると、目の前にリフトがありました。非日常生活を実感する瞬間でした。

私は寮~ゲレンデまで送迎バスを使うスキー場でもリゾバをしたことがありますが、徒歩で行ける方が圧倒的にラクだと思います。

寮は男女で棟が分かれていて、寮長も常駐していました。リフト券を借りる時や宅配便が届いた時に寮長室を訪ねます。

部屋は2段ベッドが2つあり、2~4人で相部屋になります。

栂池高原スキー場寮部屋

トイレやお風呂、洗濯機は共同、他には談話室もありました。談話室は板のワックスがけや飲み会で使いました。

私は誕生日が冬なので、談話室でサプライズ誕生日会をしてもらったことがあります。学生みたいなノリで楽しかったです。

デメリットとしては、男子寮はキャパオーバーに近い入寮者数のようで、お風呂が時間帯によって混みすぎて洗い場が空いていないとのこと。同じ職場の男性がグチっていました。特に、ナイター営業日のナイター終了後~入浴終了時間にかけてはピークらしいです。

あとは部屋や廊下でカメムシをたくさん見かけます。田舎でリゾバをするとよくある話です。カメムシが出るとみんなが騒いでいて、当時よく知らなかった私は、ここで初めてカメムシは臭いというのを知りました。カメムシは刺激を与えると臭気を放つので、新聞紙などでそーっと外に逃がします。

栂池高原スキー場の賄いは揚げ物が多め

従業員の食事は従業員食堂(従食)で3食用意されていました。メニューは揚げ物率が高いです。カツカレー・コロッケ・からあげなど・・・味噌汁とご飯はセルフで好きな量がとれました。

従食で働いているスタッフも、私たちと同じリゾバ仲間。調理師免許や厨房経験がなくても働けるので、料理は簡単に調理できるものが多いです。

朝食は焼鮭や納豆、目玉焼きなど多少ヘルシーな物が出ていましたが、3食とも野菜は少なかったです。なので便秘気味になることも。

とは言え、20代の私はそれでもほぼ完食していました。気がつけば3ヶ月で5キロ太ることに(泣)周りの子も見てわかるぐらい太った子が多かったです。

スノボでたっぷり運動しているつもりだったので、甘く考えていました。人は食生活が変わると一気に体も変わるんだなと痛感。(体重は下山後すぐに元通りになりました)

スキー場レストランホールの稼げる額

時給は1000円で週5日程度働き、月給は15~19万でした。

残業が少なく、人手不足はほとんどないため、スキー場のレストランホールはあまり稼げません。逆に、それだけスキーや観光に使える時間ができ、リゾートバイトを満喫できるお仕事もでもあります。

スキー場のリゾバは、リフト券無料がほとんどです。私はがっつり滑る目的で働いていたので、バイトしながら1ジーズン無料で滑れるのは最高の環境でした。貯金はあまり意識していなかったので、スーパーや外食、観光で結構お金を使いました。

貯金をたくさんしたいなら、娯楽は働いているスキー場を滑るだけにすれば良いと思います。

スキー場のリゾートバイトはホテルよりも時給が安いと感じると思いますが、出費はいくらでも抑えられる環境です。

私が働いた栂池高原スキー場とは?

栂池高原スキー場は、長野県白馬エリアで人気スキー場の1つです。

初級者コースが多いので、初心者にオススメのスキー場として取り上げられることが多いですが、山頂からは中級者コースも豊富にあり、パークも2つあるので、中級者以上の方も楽しく滑れると思います。

栂池高原スキー場ボーダー

近隣には八方尾根スキー場・白馬岩岳スキー場・白馬コルチナ国際スキー場など、周りにはスキー場がたくさんあります。車を持っている人と仲良くなれば、一緒に連れて行ってもらえるチャンスもあります。

栂池スキー場は夏は自然園として営業しています。ゴンドラとロープウェイで山頂に上がり、木道を歩きながら園内を散策します。白馬三山など山の綺麗な景色や高山植物が楽しめます。

私はスキー場のレストランの同僚と再会し、栂池自然園に一緒に遊びに行ったことがあります。ゴンドラに乗りながら当時使っていた寮を探したり、雪がないスキー場のコースを見ながら思い出話で大盛り上がりしました。

栂池の美しい景色