リゾートバイト基礎知識

リゾートバイトはバックレ可能!損害賠償や交通費、給料などを解説

「バイトで稼ぎながら観光やスノボができる!」

「短期間でがっつり稼ぎたい!」

など、メリットや魅力がたっぷりのリゾートバイト。勤務先への交通費も出してもらえるし、旅行気分で楽しそう、なんて思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、任期満了前に黙ってバイトを辞めていなくなってしまう、いわゆる「バックレ」をする人が10人に1人程度いるのが現状です。

思っていたのとは違った、仕事がキツすぎた…なんてケースが結構あるということです。

結論から言うと、リゾートバイトでバックレは可能です。しかし、おすすめはしません。

そこで今回は、リゾートバイトでのバックレ体験談やバックレする人が多い理由、正しい辞め方などについて解説していきたいと思います。

私も何回もバックレを考えました…

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リゾートバイトでバックレた人は多い!体験談を紹介

まず、リゾートバイトで実際いた、バックレた人たちの話を紹介していきます。

  • 友達同士でバックレた学生たち
  • 出会いがないのでやめたい!と言って本当にいなくなる
  • 残業が多すぎて朝起きたらいない友人
  • パワハラ問題で休憩中に飛んだスタッフ

友だち同士でバックレた学生たち

大型リゾートホテルでのリゾートバイトに参加した時のこと。時期的に友だち同士で参加している学生のスタッフが多かったんです。とはいえほとんどの子が真面目に仕事をしていたし、特に問題はないように思えました。

しかし、1週間くらい経った時、あるグループの子たちが夜逃げして数人が一気にいなくなってしまったんです!

他グループの学生スタッフに聞いてみたところ、詳しいことは分からないけれどバックレた子たちの中の1人がすごく辞めたがっていたので、他の子は巻き込まれたのでは、とのこと。

いくら大人数のリゾバスタッフがいるとはいえ、数人が突然いなくなってしまい勤務先は大混乱!本当に大変な思いをしました。

出会いがないので辞めたい!といって本当にいなくなった男性スタッフ

沖縄の離島でのリゾートバイトで出会った男の人の話。

明るく性格も良く仕事もきちんとこなしていましたが、どうやら女の子との出会いを求めてリゾバに参加したらしいんです。

しかし、その時の勤務先のリゾバスタッフは男性ばかり。女性といえば現地のスタッフで既婚者の人しかいないという状況だったんです。

ある日の夜、その男性スタッフが「出会いがないんでもうここ辞めますね~」とか言ってたんですが、みんな本気にしてなかったんです。

しかし翌朝、本当にいなくなっていてびっくりしました!女の子との出会いがないからといって、本気でバックレてしまうなんて…

残業が多すぎてもう無理!朝起きたらいなくなっていた友人

夏休み、友人と一緒にリゾートバイトに行ったんですが、想像していた以上に仕事が忙しいし、残業も多いしでもう大変!体力的にも精神的にも辛すぎる中、友人と愚痴を言い合ったり、励まし合ったりして頑張っていました。

しかしある日、朝起きたら友人がいない(泣)

私は何も知らないのに色々聞かれるし、悪くないのに謝らなくてはいけないし、すごく大変でした。しかも1人抜けたことで、仕事がますます大変に…。

友人とは休み明けに大学で会いましたがお互い気まずくて、いつの間にか疎遠になってしまいました。

パワハラ問題で休憩時間に飛んだスタッフ

とある観光地のレストランでリゾートバイトスタッフとして働いてた時、私はキッチン担当だったのですがホール担当の人たちがパワハラ被害で本当に大変そうでした。

見るからに人数が足りていないのに、あれができていない、これができていないと怒られまくりで、見ていて気の毒すぎる感じで。

キッチンも仕事自体は大変だったんですけど、接客ではないということもあり、怒られることは少なかったんです。

そしたらある日の休憩中、ホールスタッフのうちの一人がいなくなっていたんです。寮に荷物が残ったままで、本当に急に消えてしまったという感じでした。

ちょっと控えめな子で、一番キツく当たられていたので限界が来てしまったんだと思います。

リゾバは人が多いので、毎日のようにどこかの部署で人がいなくなったりするんですよね…

リゾートバイトでバックれる人が多い理由

それでは、なぜリゾートバイトではバックレてしまう人が多いのでしょうか。

環境の変化が大きい

まず、環境の変化が大きいことが理由のひとつに挙げられます。

新入社員として働き始めた時や新しくバイトを始めた時なども、もちろん環境の変化は大きいです。

しかし、仕事を一から覚えなくてはいけないという状況に加え、自宅から遠く離れた場所での寮生活や新しい人間関係など、リゾートバイトならではの大きな環境の変化があります。そのためリゾートバイトでは、特に初日〜2週間くらいの間にバックレてしまう人が多くいるのです。

人間関係でのトラブル

先ほど紹介したパワハラ問題もそうですが、社員に嫌な人がいてネチネチと嫌味を言われたり、いじめがあったりと、リゾートバイトでのバックレで多いのは人間関係のトラブルです。

同じような立場の人が複数いてお互いに励まし合えるような状況ならまだしも、自分1人がターゲットになってしまったり、リゾバスタッフが極端に少ない職場で味方がいなかったりすると本当に大変です。バックレを考えてしまうのも仕方ない、と思えてしまいますよね。

残業や連勤が多い

短期間でがっつり稼げるというのがリゾバのメリットの1つ。

とはいえ、あまりに残業時間が多かったり、異常なほど連勤が続いたりすると肉体的にも精神的にも辛くなってきてしまいます。いわゆる「ブラックリゾバ」と呼ばれるような職場ですね。

休憩時間にスノボや観光を楽しんだり、同じリゾバスタッフと仲良くなったり、なんて期待しつつ参加したのに、実際は仕事ばかりであとは寮に帰って寝るだけ…なんて状況で、追い詰められて飛んでしまう人も職場によっては少なくはないようです。

寮の部屋が汚い

仕事の疲れを癒すための寮の部屋が汚かったり虫がでたりするような環境もバックレの理由のひとつです。

中には求人の時点できちんと確認してきたのに、実際にリゾバの寮に来てみたら部屋が古くて汚かった。設備が不十分だった、なんてケースも。普通の1人暮らしなら住む部屋を実際に見てから決めることができますが、リゾートバイトではそうもいかないのがデメリットですよね。

仕事が大変で寮の部屋も汚かったりしたら気持ちが休まる場所がなくて、バックレたいと思ってしまうのも仕方ないと言えそうです。

理想と現実のギャップ

全ての理由につながることなのですが、リゾートバイトは理想と現実のギャップが大きいことがバックレの大きな理由だと言えます。

休憩時間には観光やスノボを楽しめるし、家賃も食費もかからないからラッキー、なんて気持ちでリゾートバイトに参加したら、仕事はキツイし寮の部屋は汚いし…そんな理想と現実の大きなギャップに、バックレてしまう人が多いのです。

リゾートバイトでバックれるデメリット

リゾートバイトでは追い詰められて仕方なくバックレてしまった、というケースが多いでしょうが、中には軽い気持ちでバックレてしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、バックレには多くのデメリットがあるため、生半可な気持ちでするのはおすすめできません。

リゾートバイトをバックレた場合のデメリットをまとめました。

交通費が支給されない

リゾートバイトをバックレた場合でも働いた分のお給料は支払われますし、罰金や損害賠償なともありません。

しかし、往復の交通費は支給されなくなります。通常、交通費は立て替え制になっており、交通費を請求する条件が期間満了となっているからです。

例えば東京に住んでいて沖縄の離島でのリゾートバイトに参加した場合。働いた分のお給料がもらえたとしても、交通費がカットされたら下手したらマイナスになってしまうのでバカにできませんよね。

給料を直接受け取りに行かなくてはならないケースがある

大手の派遣会社であればバックレても実働分のお給料を振り込んでくれますが、中小の場合は直接受け取りに行かなくてはならないというケースもあります。

バックレたのに派遣会社まで行ける度胸のある人は、そうそういませんよね。

仕事を紹介してもらえなくなる

「バックレるとブラックリストに載ってしまうので、その派遣会社では仕事を紹介してもらえなくなる」と一般的に言われており、実際に仕事は紹介してもらえなくなります。

と、言うよりもバックレてしまった場合、同じ派遣会社に「仕事を紹介してください」とは言いにくくなってしまうと思います。

しかし、派遣会社は複数あるので、例えその中の1つで仕事を紹介してもらえなくなっても、他の派遣会社にまでバックレたという情報が出回るようなことはありません。つまり、バックレても他の派遣会社ではちゃんと仕事を紹介してもらえます。

実家に連絡される可能性がある

バックレると実家に連絡がいってしまう可能性があります。

リゾートバイト先や派遣会社にしてみれば、スタッフが1人、何の連絡もないまま突然いなくなってしまうわけなので、安否確認をしないといけません。

しかし、バックレた本人は派遣会社から電話がかかってきても出づらい、というケースがほとんどでしょう。すると次は、契約時に登録した緊急連絡先、つまり実家などに連絡がいってしまうというわけなのです。

リゾートバイトをバックレたことが親にバレてしまうのは、相当気まずい状況ですよね。

リゾートバイトでバックれる方法

リゾートバイトでバックレる方法はとても簡単。「誰にも言わずにバイトを辞めて帰る」、それだけです。

基本的には夜逃げという形で夜中にこっそりいなくなってしまう人が多いですが、休憩時間に突然いなくなってしまう人も。荷物も貴重品以外は置きっぱなしでいなくなってしまうなんて人もいます。

簡単にできるからこそ、わりと多くの人がリゾートバイトでバックレてしまうのです。

リゾートバイトの正しい辞め方

リゾートバイトで何らかの事情があって「とてもじゃないけど期間満了まで働けそうにない!」という場合は、まず派遣会社の担当者に相談しましょう。

寮の部屋が汚いとか残業が多いとか、派遣会社から聞いていた話と違うという場合などは、相談すれば改善してもらえることもあります。

改善してもらえない場合や、どうしても無理!という場合は、辞めたいということをきちんと伝えましょう。

辞める手順としては

  1. 派遣会社の担当者に伝える
  2. 派遣先の責任者(上司)に伝える
  3. 寮の掃除をして、あれば制服の返却も済ませて退寮する

このようになります。

これが期間満了前に辞める場合の正しい手順です。

ポイントは、「辞めたい」ということは勤務先(派遣先)の責任者よりも先に派遣会社に伝えること。

契約しているのは派遣会社なので、退職という重大な話をする場合は派遣会社に先に話をするのが正しい流れになるのです。

バックレはあくまで保険のようなもの。辞めたい旨を伝えても辞めさせてもらえない場合の最終手段程度に考えておいてくださいね。

辞めた後に行く場所を決めておく必要がある

期間満了前にリゾートバイトを辞めるのであれば、辞めた後に行く場所を決めておく必要があります。

契約期間の満了まで働けていない場合、バックレでなくても交通費はもらえないケースもあるので収入が予定よりもかなり少なくなってしまうことも。

そんな事情もあり、期間満了で辞める場合よりもさらに、辞めた後に行く場所を決めておく必要性が高くなるのです。

では、どうすれば良いのかというと、派遣会社の担当者に辞めたい旨を伝える時に次のリゾバ先に相談しておきましょう。

辞める理由(現状のひどさ)を相談することで今働いているリゾバ先の状況が改善されるかもしれませんし、もし無理で辞めることになっても、正しい手順で辞めるのであれば次の仕事を紹介してもらえる可能性もあるからです。

この時、利用中の派遣会社と並行して別の派遣会社にも登録しておくとなお良いです。

相談したからといって、利用中の派遣会社が条件に合ったリゾバ先をすぐに紹介してくれるとは限らないからです。

バックレとは無縁のいい求人を見つける方法

これまでバックレのデメリットや正しい手順で辞める方法などを紹介してきましたが、そもそもバックレを考えなくても済むような良い職場なら悩む必要もないのです。

ではバックレとは無縁の、良い求人を見つけるためにはどうしたらよいのでしょうか。

リゾバ先の職場や寮の詳細を確認

リゾートバイト先の男女スタッフの比率や実際の仕事の内容、寮のタイプや設備など、気になることは仕事を紹介された段階でしっかり確認しておきましょう。

特に自分が譲れないという部分については、細かく確認しておくことをおすすめします。

契約満了前にバイトを辞めた人がどのくらいかを確認

リゾバ先の詳細の確認はもちろん大切ですが、バックレの大きな理由のひとつが「理想と現実のギャップ」、つまり「実際働いてみたら聞いていた話と違う!」というケースです。

そんなブラックリゾバを避けるためには、契約期間の満了前に辞めてしまった人がどのくらいいるのか、を確認すると良いでしょう。

契約満了を待たずに辞めるということは、何かしらの不満があるケースが多いからです。

軽い気持ちで辞めてしまう人もいますが、途中で帰る人が多いリゾバ先は避けることをおすすめします。

ただし、バックレの話などを根掘り葉掘り聞こうとすると嫌な顔をされることも。そんな場合は、あまり深堀するのは止めておきましょう。

リゾバスタッフの期間満了・延長率を確認

「途中退職率が高い」とは逆に、スタッフの期間満了、延長率が高いリゾートバイト先はそれだけ居心地がいいということなので、ホワイトリゾバな可能性が高いです。

特に延長率の高いリゾバ先というのはスタッフが「もっと働きたい!」と思うような良い職場という証拠でもあるので、安心して働けると考えて良いでしょう。

まとめ|バックレは最終手段!辞めたくなったら派遣会社に相談しよう

リゾートバイトでのバックレは可能ですが、部署の社員さんに迷惑をかけてしまうので、あくまで最終手段として考えておきましょう。

バックレる前に、派遣会社にまず相談!相談して無理そうなら、バックレも視野に入れてもいいかもしれません。

きちんと伝えれば、辞めたいときに辞めれるので、あまり深刻に考えないようにして下さい!